ペット霊園と自治体火葬、どう違うの?
大切な子を見送るとき、「自治体にお願いするのと、霊園にお願いするのはどう違うの?」と迷うご家族も少なくありません。
費用や流れ、供養の仕組みなど、それぞれに特徴があります。ここでは、安心して選べるように違いを分かりやすくご紹介します。
費用の違い
■自治体火葬
比較的費用が安く、数千円〜数万円程度でお願いできる場合が多いです。ただし地域によっては合同火葬が中心で、返骨されないこともあります。
■霊園でのお別れ
費用は数万円〜十数万円と幅がありますが、プランや希望に合わせて選べるのが特徴です。個別火葬やお葬式の有無など、内容に応じて調整が可能です。
立会の有無
■自治体火葬
ほとんどの場合、立会はできません。火葬後の遺骨を受け取ることができないケースもあります。
■霊園でのお別れ
ご家族が一緒に最後まで見守れる「立会火葬」を選べるのが大きな安心材料。お花を入れたり、声をかけたりと、ゆっくりお別れする時間を持てます。
供養の仕組み
■自治体火葬
火葬後は合同の慰霊碑に合祀されることが多く、その後の法要や供養は基本的にありません。
■霊園でのお別れ
納骨堂やお墓、樹木葬など、個別の安置先を選べます。また、年忌法要や慰霊祭など“その後も寄り添ってくれる”供養の仕組みがあります。
最後に
どちらを選んでも「大切な命を送る」という意味に変わりはありません。
ただ、「どれだけ自分の気持ちに沿ったお別れができるか」が、後悔のない選択につながります。
全国ペット霊園協会では、ご家族が安心して任せられる霊園選びのために情報をお伝えしています。